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2021.01.09
「嫌われていると思い込み引きこもっていたけど、いまはバイトもして電車にも平気でのれてます」グループプログラム報告(2020年後期開催分)
2020年の後半も東京と大阪でグループプログラムを開催しました。
新型コロナによる緊急事態宣言などもあって延期されていたクラスですが、無事開くことができて一安心。
悩んでいる一人一人にの方にとっては、症状の悩みは決して不要不急のものではなく、まさに人生がかかっているという方も多いので、みなで一緒にクラスをつくりあげることができたことに深く感謝しています。東京・大阪ともに、参加者の多くは脇見恐怖症の方。
視線恐怖症や対人緊張、コミュニケーションの悩みなどをあわせてお持ちの方も結構いらっしゃいました。
症状のせいで学校をやめたという10代半ばの子から、35年以上悩んでいるという方まで幅広い年代のご参加。
新幹線や夜行バスで毎回通ってくるご遠方の方もいて「自分の人生を本気でよくしていこう」というその姿勢が僕や他の参加者へもいい影響を与えてました。クラスでは、毎週連続で8回、半日の時間をかけ、症状改善のためのいろんなエクササイズや座学に仲間とともに取り組んでいきます。
5つの側面(アタマ・ココロ・カラダの3つのゆるめと、コミュニケーション・生活行動習慣の2つのライフスキルバージョンアップ)から多面的に楽しくアプローチ。(5つの側面についてはこちらをご参照)
症状をわかりあえる仲間ととともに心理的な安全性を感じる中で楽しく学ぶ経験そのものが、症状改善に大きく作用していきます。
参考までにクラスで学ぶ主な内容について掲げておきますね。「ずっと私がそこにいれば、いるだけで人に迷惑をかけていると思ていた。でもそれは違う。認知のゆがみだと思った。下ばかり向いて歩いていたが、上を向けるようになった」
「前までは電車に乗るのも怖く、他人に嫌われていると思い込み、部屋に引きこもっていただけど、いまはバイトもして、電車にも平気で乗れ、他人を怖がることもなくなりました」
などの感想をきくと、ほんとうに嬉しくなります。
自分のしたい行動を自分にさせてあげましょう!!
クラスのみなさんからもらった感想を一部掲載しておきます。
また、同じ悩みの方への参加者からのメッセージも感想の下にアップさせてもらいます。
よかったらお目通しください。ヒントや希望が得られると思います!
「この症状に悩んでいると、全てがダメと思えてくることもありますが、自分に対して優しく気持ちもゆるめて、脇見してもOKなんだと考え、ゆっくり自分のペースで生きてほしいです」
「自分をそんなに責めなくていいんだよとつたえてあげたいです」
「脇見恐怖症は絶対に治るから思い詰めないでほしい。私も脇見が出て学校にいくのがつらくて、学校をやめ、死のうと思っていたけど、このプログラムのおかげで脇見恐怖症もだいぶ改善され、死のうとも思わず、大分明るい性格になれました。脇見恐怖症は必ずよくなるから、がんばってください。」
そんなメッセージが届いてます。
2021年は、2月に東京のクラスがはじまります。
(コロナ対応の影響で、通常よりも少人数での開催となります。参加者受付中)参加者の感想(アンケート抜粋)
同じ悩みを抱える人への参加者からのメッセージ