自分自身で勝手に「私はやばい」「この状況はやばい」と思い込んでいるだけ。

201706.01


先日5回のコースを終えた高校生2年生。
脇見恐怖症と対人恐怖症で中3から悩んでいたそうです。

高校も中退し、定時制に切り替え。
自分のふるまいや視線が相手に不快な思いをさせているのではないかと、人と話すのに恐怖を感じる。

本当はもっと相手と話したいのに、どうしてもそれができず、クラスの中で取り残されたような気分を感じていたとのこと。
もちろん黒板を見ることはできず、下を向いたり、髪の毛で視線を隠したり。 教室で症状が出ては絶望と苛立ちを感じる毎日。。。

きっとこれまでツラかったんでしょうね。

そんな彼女から、同じ悩みを抱える高校生へのメッセージをもらいました。

「まわりからみたら、自分が思っているようにはやばくはない。
自分自身で勝手に「私はやばい」「この状況はやばい」と思い込んでいるだけ。
だから、
ある程度時間はかかるものだけど、少しづつ取り組んでいけば必ず脇見恐怖症はよくなっていきます」

そう、まったくその通りだと思います。
あきらめる必要なんてありません。

応援しています。

人とすれ違うのがこわい

201705.27


「街中で人とすれ違うのが怖い」

というお悩みの方が結構いらっしゃいます。
今日一緒にカウンセリング&ワークをした大学生もそんな悩みを抱えていました。

歩くときどこ見ていいかわからない
へんな風に思われてるんじゃないかと気になる
すれ違う相手が自分のことを笑ってる気がする
目が合った瞬間に怖くて仕方がない

こんなことを考えながら毎日通学していて、気が休まるときがなかったとのこと。
学校を辞めて部屋に閉じこもりたいと考えていた日々。
すごくツラかったんだろうなと思います。

彼とのこれまでのワークでは、自分を癒してあげるワークや、視線の向け方トレーニング、ものの考え方を柔軟にするワーク、マインドフルネストレーニングなどを行ってきました。
毎回出される課題にもしっかり取り組み、少しづつ本人の気持ちも切り替わり始めてきました。

そして、今日は、いよいよ実際に街を歩いてみるワーク。
当オフィスがある築地の土曜日の混雑はお祭り並みです。
そんな中でこれまで学んだことを実践します。

あまりの人の多さに一瞬ひるむものの、不安を乗り越え勇気を出して歩き始める。
いざ人混みを歩き、交差点で行き交う人々を観察してるうちにあることに気づき始めます。

「あれ、みんなこっちのことなんか気にしてない」

笑い声もちらほら耳に入りますが、一つ一つ確認してみると、自分のことではありません。
目が合ったとしても、ただそれだけのこと。
目が合った相手は次の瞬間にはすぐ別のことに関心が移っていきます。
というか、最初からこちらのことなんかたいして関心を持っていないのです。

これまで怖くてろくに見ることができなかった街の様子や人々の姿も、興味をもって見てみると、けっこう楽しくなってきます。

いろんな国の人がいるな
こんなファッションがはやってるんだ
この人たちはどんな関係なんだろう
こんな看板があったんだ
空ってけっこう青いんだ
咳払いしてる人って結構普通にいるのかも(これまでは自分に対してだけ相手が咳払いすると思い込んでいた)
もともと顔が怖い人っているんだ(笑)(これまでは自分に対してだけ睨んでくると思い込んでいた)

素晴らしい気づきですね。
ナイスチャレンジ。

街中が怖い
人とすれ違うのが怖い

そんな悩みを持っていたとしてもきっと大丈夫。
また顔をあげて歩けるようになりますよ。
この世の中は怖がるべき場所ではありません。
イメージしているよりも、もっとずっと安心で楽しい場所です。

必要な時に相談にいらしてください。
サポートいたします。

名古屋、大阪、仙台セミナーのご報告

201702.23


昨年後半に開催した名古屋、大阪、仙台セミナーの様子をアップするのを失念していました。
すっかりみなさんに報告したつもりになっていましたが、まだでした(汗)

いつものことですが、とにかく参加してくださった方々の表情の変化が印象的なんです。
会場にお越しになる時点では皆さんけっこう緊張気味なのですが、ワークで同じ悩みを抱える仲間どうし自己開示し合ったり、コミュニケーションのちょっとした練習などをしていくうちに、どんどんいい表情になっていく。まわりの人とのコミュニケーションを心から楽しんでいる。そんな場に一緒にいることができることができてとても嬉しかったです。

いただいた感想も、
「今まで一人で抱えていたことが、一人じゃないと初めて感じました。いろいろお互い話せてすごく楽しかったし、心が軽くなりました。(10代女性)
「なにより、人の中で3時間半いれたことがとてもうれしかったです。」(30代女性)
といった、同じ悩みを抱える仲間とのつながりに関するものが多かったです。

また、
「15年悩みつづけたことに光が射した気持ちです」(30代男性)
「すっかりあきらめモードになっていましたが、頑張ろうという気持ちになりました」(40代女性)
「治せるかもしれないと、はっきりと希望が持てました」(20代男性)
こういった言葉をいただけると、本当に嬉しいし、次回開催に向けて勇気と活力が湧いてきます。

対人恐怖症、視線恐怖症、脇見恐怖症、社交不安などの症状に悩む方が希望をもてるような場をこれからも提供し続けていきますね。

それにしても、皆さんとても優しいです。
周りの人への気遣いなどもそうだし、会場の片付けも一緒に手伝ってくれて。懇親会でもすごく感じがよくて。
楽しい時間、本当にありがとうございました。

定員に達してしまったため参加できなかった方、すみませんでした。
今後のセミナー予定はこちらに記載していきますので、ご参照くださいね。

いただいた感想の一部を掲載しておきます。
参加を検討する際の参考にしてみてください。

  • 15年悩みつづけたことに光が射した気持ちです。この気持ちとモチベーションを持ち続けて徐々にでも症状とちゃんと向き合って治していきます。(30代男性)
  • 2回目の参加です。より深く理解することができました。前回習ったことを繰り返したり、避けてきたことややりたいことをやったりして、だんだん今までつらかったことが楽になり、前向きになれて自信がついています。(30代男性)
  • 今まで自分が特定の人に嫌われると思っていたのはメガネだったのかもしれないとハッと気が付きました。(30代女性)
  • 症状があってもやりたいことをやりつづけようと思えるようになりました!(20代女性)
  • 具体的な治し方や考え方を学べたのでとても満足です。治せるかもしれないと、はっきりと希望が持てました。(20代男性)
  • 心のリセット方法を知ることができ、明日からの仕事に対して勇気を持てそうです。(20代女性)
  • 脇見のメカニズムを知り、治し方、脳内でどういう解釈が起こっているのかわかりやすく丁寧に例をあげて体験できてすごくためになりました。今後実践していきます。(30代男性)
  • マインドフルネスやセルフでできる実践法など今後やってみたいと思えるものばかりで前向きに考えていける気がしました。(10代女性)
  • セミナーを受けて希望がわいてきました。ストレスをうまく転換できるよう学んだことを実践していきたいです。(30代男性)
  • なるほどと思うことがたくさんありすごく勉強になりました。何より、ここに来れた自分をほめてあげたいです。(20代女性)
  • とにかく前向きな気持ちになれたことが一番です。今後はスケーリングなどを実践していきます。(20代女性)
  • 脳がメガネをかけているといわれてああそうかと納得した。他人が自分をどうにかするわけではなく、原因は自分が作り出していると思った。時間が長いとはじめは思ったが、あっという間だった。精神論ではなく、具体的な対処法など知ることができて良かった。思い切って参加して本当に良かった。(30代女性)
  • 勇気をもって参加してたくさんのことを吸収できてよかったです。治るのをまっていないで、同時並行でやりたいことを行っていくという考えを知ることができました。前向きになれました。(40代女性)
  • まいっかと思う気持ちの大切を学びました。もっと学びたいので5時間くらいでもぜんぜん大丈夫です(10代男性)
  • 病気になる理由、改善法を具体的に教えてもらえてよかった。悩んでいるのが自分だけじゃないと知れてよかった。(30代女性)
  • 「嫌われる勇気」という本は読んでいたのですが、なかなかこわくて、「普通でいる勇気」という言葉にすごく楽になれました。(30代女性)
  • 自分が苦しんできたことを理解してくれる人がいなかったので心を閉ざしていた時期があったのですが、他の人と自分のことをシェアできたのが心強かったです。ものすごく気が晴れる気がしました。これからはもう少し開示していきます。(30代男性)
  • 症状に悩んでいる人がこんなにいることを実際に見て一緒に話をすることができてよかったです。すっかりあきらめモードになっていましたが、頑張ろうという気持ちになりました(40代女性)
  • ずっと一人で悩んでいたので、隣の人と仲良くなったり、いろんな人といっぱいしゃべれたのがとても楽しかったです。心が軽くなりました。(20代男性)
  • 今まで一人で抱えていたことが、一人じゃないと初めて感じました。いろいろお互い話せてすごく楽しかったし、心が軽くなりました。(10代女性)
  • 自分と同じ症状の方と、お互いの症状について悩みを共有できたことがとてもよい体験になりました。悩んでいる他の人にも紹介したいです。(20代男性)
  • 同じ症状の人がたくさんいて自分だけじゃないと思えたことが大きかったです。一見症状で悩んでいるとは全然わからないことにも驚きました。お話もとてもわかりやすく、考え方の視点を変えるきっかけになると思いました(20代女性)
  • 仲間どうしでつながれたことがとにかくよかったです。(30代男性)
  • とても貴重な体験ができてよかったです。北海道など全国で開催してください(10代男性)
  • なごやかで暖かい会すごく楽しかったです。なにより、人の中で3時間半いれたことがとてもうれしかったです。(30代女性)

「隣の人が気になって黒板も見れない。私の人生おしまいです」⇒「連休中も友達と普通に遊んでます♪楽しいです♪」ある高校生の話

201609.19

この連休はずっと仕事だったのですが、その中で、高校2年生のクライアントさんからこんな報告をいただきました。

「すっかり良くなりました~。連休中も友達と普通に遊んでます♪楽しいです♪」
その高校生は対人恐怖症と脇見恐怖症を抱えており、
つい数か月前まで

「隣の人が気になって黒板も見れない」
「これじゃ受験もできない。私の人生おしまいです」

って追い詰められた顔をしていたんですけどね。

勉強のために克服したいっていってたのに、どうやら治ったら勉強よりも友達と遊ぶ方が楽しいみたいです 笑
人と楽しく接することができるって、ほんとに素晴らしいことですよね。
天候はいまいちな今回の連休ですが、きっと心は晴れ渡っているんでしょう。

当オフィスでは通常8~10回のセッションで徐々に症状の軽減を目指しますが(厚労省の標準治療マニュアルでも12~16回のセッションが必要とされています)、彼女の場合は4回目くらいからすごいスピードでよくなっていきました。

何がよくなったポイントだったと思う?ときくと、

「自分の頭の中でつらい状況をつくっちゃてることに気づいたら、その時からすごいラクになった」とのこと。

「隣の席の人が貧乏ゆすりしてるのや、髪の毛をいじっているのって、私のせいじゃないのかもしれないって思えた。もしかしたら私のせいのときもあるのかもしれないけど、でもそんなことばっかり一日中ずっと考えててもしょうがないやって」
「(隣の人の)貧乏ゆすりに反応して、私が授業中ずっと下向きっぱなしでいる方がよっぽど目立っちゃってますね」

これって、症状克服のためには欠かせない気づきです。
負のスパイラルから抜け出すためには、負のスパイラルに陥っていることにまずは気づく。
そこからすべては始まります。
どんなクライアントさんも、このプロセスを経てよくなっていきます。

アドラーはいいます。

”この世の中に真実などない。あるのは主観的な解釈だけだ”

ニーチェもいいます。

“事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。”

私たち人間は、解釈を通じて現実を体験します。
不幸を増大させるような解釈もできるし、
幸せになるような解釈もできるのです。

もちろん、いきなりポジティブな解釈に切り替えようとしても難しいと思います。
ムリにポジティブになろうとしても、本心ではそんなこと信じていないでしょうし、ネガティブな気持ちにフタをしてしまうのは、それはそれで問題です。

なので、まずは、

「あ、私は今そうやって解釈をしているんだ」

ということにただ気づいてあげること。
これだけでもずいぶんとラクになります。

”この世の中に真実などない。あるのは主観的な解釈だけだ”

僕がこのことに気が付いたのは、30代半ばでした。
高校生にしてこの真理に気づいた彼女はすごいなあって思います。

すべての人が自由に人生をおくることができますように。
これからもみなさんのことを応援していきます。

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