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脇見恐怖症・視線恐怖症で悩んでいるご本人の保護者など家族の方から問合せをいただくことが最近増えてきました。
悩んでいる当事者はお子さん(学生さん)ということがほとんどですが、奥さまやご主人さまから連絡をいただくこともたまにあります。悩みを打ち明けられたものの、どうしていいかわからない。まずは一度心療内科などにいって相談してみたけど、なんだかピント外れな感じがしたり、薬を出されるもののなんら改善しない(または副作用がしんどい)。そして当オフィスに連絡くださる、というパターンが典型的です。
ご家族が困っていることはほぼ共通して次の3点です。
①そもそもどういう症状なのかわからない。本人が何に苦しんでるかわからない。
②いったいこの症状は治るのか、どうすれば改善するのかわからない。
③家族として(特に親として)どう本人と関わってあげるべきなのかわからない。たしかにこういったことについての情報ってあまりないかもしれないですよね。。
なので、この3点について、簡単に動画で説明してみました(20分くらいの動画です)。
症状について解説したページなどとともに、よかったら参考にしてみてください。同時に、そもそも家族に悩みを打ち明けられずに一人で抱え込んでしまっている人も多いようです。
ご家族とのもともとの関係性でなかなか相談しにくいという場合もあるようですが、仮に打ち明ける場合にどう説明していいかわからない、うまく説明できる自信がない。そんな声も時折届きます。特に学生さんにその傾向が強いみたいです。学生さんの場合、(一般論としてですが)やはりご家族の方に相談した方がいいとは思います。
脇見恐怖症・視線恐怖症にはまってしまうと、外に出て人と接するのにものすごく神経をつかって疲れてしまう。だからこそ、せめて家の中は安心安全の場になっていることってとても大切。家の中でも「症状が出ないように」と頑張ってたら心身が休まらないですよね。どう家族に説明したらいいかわからない場合、この動画を見せてあげるのもいいと思います。悩んでいる本人と家族がどうかかわったらいいかについても説明しているので、その部分だけでも知っておいてもらえたらいいですもんね。
家族向けのカウンセリング・コンサルティングも行っているので、必要があればお気軽にご相談ください。