ネコ恐怖と対人恐怖(視線・脇見恐怖)の共通点?

201601.30

うちの街はどうしてこんなにネコだらけなんだ!

猫恐怖症の人って、街中が猫だらけに見えるんです。
自分の住んでいる街はどうしてこんなに猫だらけなんだって、恐れるし、苛立ちます。
こわくておちおち外にも出れない。
でも、不思議。症状が治ると、突然街から猫が消えたように感じるんですよね。
猫の数は変わってないのに(笑)。

ネコ探知超高性能センサー

恐怖や不安の対象って、どうしてもそのことが気になっちゃいます。だって、「警戒」しないといけないですから。
警戒するためには、常にセンサーを張り巡らせないといけないですもんね。
ちょっとでも近づいたらすぐにわかるような、これ以上ないくらいの高性能なセンサー。
本物の猫はもちろん、ちょっとでも猫に見えるものに全部反応しちゃいます。
常に「猫はどこだ、猫はどこだ」って意識を張り巡らせながら街を歩きます。

繰り返されるイメージトレーニング

さらに、
「あの公園の隅から猫がでてきそう」
「このブロック塀の穴から顔をだすに違いない」
「この商店街にはぜったいに住み着いている」
と、街中を歩くたびに脳内で猫が出てくる予測をし、それに関してイメージを膨らませ、そのイメージに対して心や体が恐怖を感じ、より緊張感が高まってくる。
もしくは、猫に出会った時の記憶をアタマにうかべ、そのイメージに対してさらに恐怖心が高まっていく。
猫への恐怖に関するイメージトレーニングを際限なく繰り返してしまっています。

悲しくも可笑しい恐怖症のメカニズム

わざわざ自分から不安や恐怖の対象を探し回ってしまうって、はたからみたら滑稽ですよね。
わざわざ過去の出来事を思い出し、ミライへの不安を何度も思い浮かべ、自分で恐怖や不安を大きくしてしまうイメージトレーニングをしてしまっているのも、悲しくもおかしいですよね。
もちろん、当事者はいたって真剣そのものなのですが。

全ては自分の脳内でつくられる

猫恐怖症の人は、
「猫はわざと自分の前にあらわれる」
「猫は自分のことを嫌っているしバカにしてるんじゃないか」
って考えることだってあります。
でも、恐怖症が治るとこの考えは消え去ります。
なんででしょう。
猫が恐怖症の人のことを理解してくれて、思いやりのある行動に切り替えてくれたのでしょうか。誰か心の優しい第三者や、猫恐怖症の人をサポートする部署に勤める市役所の人が、猫が目につかないようにどけておいてくれているのでしょうか。
そんなことはないですよね(笑)
猫は猫のままです。猫側には何も変化はありません。
第三者や社会の側が何かしてくれているわけでもありません。
変わったのは、あなたの認知(モノの見方)です。
猫への恐れを生んだのも、猫だらけの街をつくりだしたのも、猫がいなくなった街をつくりだしたのも、すべては自分の脳内で行われていることなのです。

脳内でつくったものは、脳内でつくりかえられる

人間はありのままに現実を見ることができません。
なんらかのバイアスをかけて世の中を眺めています。
目の前の光景のどこを見るかも、それをどんな風に見るかも、見たものをどんな風に解釈するかも、人によって違うのです。
みんな、それぞれのバイアスをかけて世の中を眺め、それぞれの世界を脳内につくりだしています。
でも、自分の脳内でつくったものは、脳内でつくりかえることができます。
どうせバイアスをかけるのだったら、幸せになるようなバイアスをかけて世の中を見ることができたらいいですよね。
そしてそれは、可能なことなのです。
「あの公園のカドから猫が出てくるに違いない」と怯えて過ごす人生から抜け出しましょう。
あなた次第でそれは可能なのですから。

(c) .foto project

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