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感情を抑え込んでませんか?
皆さん、自分自身の感情を認めているでしょうか。
どこかで感情を抑え込んでしまったり、見ないふりをしていないでしょうか。対人恐怖症、視線・脇見恐怖、社交不安などの症状を抱えて悩んでいる方の多く、というより、一般的に人間の多くは、自分自身の感情をうまく認めてあげられなかったりします。
僕自身も、そういう傾向が強かったと思います。喜び、嬉しさ、幸福感。
不安、恐怖、嫉妬。
寂しさ、切なさ。
などなど、感情にまずは気づいてあげてください。感情は「かまってちゃん」です
感情は、その存在に気が付いてあげることができないと、
「気づいてー(ぷんぷん)」
といろんな形で表にでてこようとします。例えば、
怒りを抑え込んでしまって無意識のうちに別の対象にあたってしまう、ってよくありますよね。
それだけではありません。
そういったわかりやすい形だけではなく、
何かを食べ過ぎてしまったり、
アルコールなどを飲みすぎてしまったり。
暴飲暴食は実は寂しさの裏返しだったりすることもよくあります。
体調の悪さや、免疫低下、アトピー、胃潰瘍、うつ病などの形で身体にあらわれてくる場合もあります。感情に気づいてあげたら、次は…
感情に気づいたら、次にそれを認めてあげてください。
「認める」というのは、感情に巻き込まれるのとは、違います。
巻き込まれると、怒りが怒りをよんでどんどん大きくなったり、不安が際限なく増大していったりします。
そうではなく、
「あ、そうなんだ」
「あ、そういう感情がいまわいているんだ」
と、ただニュートラルに受け止めてあげます。
これが、動画講座でも紹介し、僕が提供しているプログラムの中でも実習する「あるがまま」です。森田療法なんかもこういった点を大切にしていると思います。感情は必ず変化する
感情は気づいてあげることができたらやがて勝手に変化していきます。
ネガティブな感情も気づいてあげさえすればいつまでも持続することはありません。
やがて変化し、消えていきます。
ポジティブな感情であれば消えていくまでの間、なお一層じっくりと味わってもいいかもしれませんね。感情を認めるためにおススメの方法4選
さてここで、感情を認めるのにおススメの方法をいくつか紹介しましょう。
例えば、こんな方法はいかがでしょう。
①映画や小説で感情をじっくり感じてみる
ストーリーに笑ったり、泣いたり、登場人物に対して怒ったり。あえて意識的に自分の感情を動かしてみましょう。
②カラオケでうたいあげる
好きな歌、感情を思いっきりこめてうたいあげちゃいましょう。ストーリーのある歌詞がおススメですよ。僕はたまに「やしきたかじん」や「BEGIN」を涙をながしながらうたいます(ああ恥ずかしい…)
③ヨガなどのエクササイズ
対人恐怖症などの方だけではなく、現代人(特に男性)の多くが、自分の感情を感じにくくなっています。そんな場合、まずは自分のカラダの感覚を感じてみることからはじめるのをおススメします。感情は必ず何らかのカラダの感覚をともなってあらわれます。ヨガなどでカラダの感覚と親しくなることで、ココロにも気づきやすくなっていくのです。
④ひとりde感情表現
おススメのワークです。「あいうえお」を用い、一人でいろんな感情を表現してみます。「あっはっはー」と笑いを表現し、「いー」と言いながら悲しみ、「うー」と怒ってみる。「えー」と驚き、「おー」と驚嘆する。これを心をこめながら毎日繰り返してみます。あ、もちろん周りに誰もいないときに練習してくださいね(笑)感情を認めることで癒しがはじまる
ぜひ、自分の感情を認めてあげてください。
そこから癒しがはじまっていくことも多いことでしょう。それでは。