ブログBlog
  • 2017.03.16

    簡単なマインドフルネス実践法。対人恐怖・脇見恐怖のネガティブ思考からいったん抜ける。

    マインドフルネスの実践法、ワークショップとか出れないけどひとつくらい教えてよ。
    そんな問い合わせをいただきました 笑

    最初は一緒に体験してみるのがベターではありますが、せっかくなので、シンプルなエクササイズを一つ紹介しますね。

    「日常生活の中で、ある動作について、意識のすべてをその動作に向けてみる」んです。

    どんなことでも構いません。
    手を洗う、シャワーをあびる、水を飲む、階段を昇る。

    それらの行動をしながら、可能な限りの意識を、その動作や、その動作にともなって自分が受ける感覚に向け続けます。

    手を洗うのであれば、水栓に触れ、水栓をひねる。
    その時の感触や筋肉の動き。
    そして水の音を聞き、水が手に触れるときの感触。
    水の香り。
    手をこする体の感覚。
    それらすべてに気づき続けます。

    やってみるとわかりますが、なかなか難しいですよ。
    必ずいろんな思考が割り込んできます。
    それでも構わないのです。それが人間です。

    思考が割り込んできたことに気づき、そしてまた動作に意識を向ける。

    このエクササイズをしていると、少しづつかもしれませんが、やがて心の平安を感じるようになってきます。

    思考の渦から自由になる。
    そのための訓練です。

    先日もお伝えしましたが、
    対人恐怖症、視線恐怖症、脇見恐怖症などの神経症にはまりこむと日々ぐったり疲れ果ててしまいますよね。
    これは、ぐるぐると思考がうずまいて止まらなくなり、それに伴い身体も緊張して余裕をなくしてしまうから。

    エネルギーを相当浪費してしまっているし、特定の思考をすればするほど、その思考がでてきやすくなっちゃいます。
    まったく悪気はないし、そのつもりもないのに。

    神経すり減らしちゃって、本来やりたいことにまでチカラがまわらない。
    こんなこともままあるかもしれませんよね。

    いったんココロとカラダにスペースを与えてあげる。
    このことで疲れがぐっと減ります。エネルギーの浪費も抑えられます。

    これを可能にするのがマインドフルネスです。
    思考をいったん脇に置き、「いま、ここ」に意識を戻してあげる。

    よかったらエクササイズしてみてくださいね。

    もうちょっとちゃんと学びたい!という方は個別にご相談くださるか、ワークショップなどの機会を活用してみてください。

Copyright (C) Kizkey. All Rights Reserved.