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脇見恐怖症の1年サポートについて、今日は少し書いてみようと思います。
この1年サポートは、
症状の影響で引きこもり状態にあったり、今は人との関わりがほとんどないなど、
「まずは自分のペースで、じっくり取り組みたい」という方向けのサポートです。年におひとり〜2名限定で、時間をかけて関わらせてもらっています。
先日、その1年サポートを卒業された方が、わざわざ訪ねてきてくれました。
その方は以前、
脇見恐怖症のために人と関わることができず、
友人とのつながりや、家庭を持つこと自体を諦めていたそうです。でも今は、結婚されて、家族ができたとのこと。
「人とこうやってつながるのって、やっぱりいいですね。
もちろん人付き合いならではの悩みもありますけど、
一人きりで生きていくしかない、と絶望していたあの頃からは信じられません。
本当にありがとうございます」そう話してくれて、
僕も自分のことのように嬉しくなりました。1年サポートに来られる方は、
多くの場合、かなり重度の悩みを抱えた状態で来られます。これまでのサポートで関わってきた方の一部を、
下に「実際のケース」としてまとめています。
大学を中退し、引きこもり状態だった方がアルバイトに出られるようになったり。
人との関わりを避け続けていた方が、家庭や職場で人と関われるようになったり。
学生時代に不登校を経験しながら、その後、社会に出て自分らしく働いている方もいます。どの方も最初は、
「このまま一生、人と関われないかもしれない」
そんな不安や絶望感を抱えて来られていました。脇見恐怖症で、人生の可能性を閉ざしてしまうのは、やっぱりもったいないなと思うんです。
これまでの1年サポートでは、
僕が回数無制限で相談に乗り続ける、という形をとってきました。それとは別途、今回から、
脇見恐怖症を克服した経験を持つ訪問看護師さんと連携したサポートも、人数限定で始めています。担当してくれているのが、こちらの方です。

ゆりさん自身も、10代の頃から脇見恐怖症に悩み、
不登校や人と目を合わせられない時期を経験してきました。
現在は精神特化の訪問看護師として活動されています。このサポートでは、
ゆりさんが実際にご本人の住んでいる街まで出向き、
慣れ親しんだ街中での同行練習・コミュニケーションの練習や、
バイトの面接など社会復帰に向けた場面への同行サポートなどを行っていきます。東京近郊に限られてしまいますが、
「一人ではどうしても踏み出せない」という段階の方には、心強いサポートになると思っています。脇見恐怖症は、
何か身体に障がいがあるわけではありません。視線の向け方、
人との関わり方、
考え方のクセづけを、少しずつ整えていくことで、
何一つ問題なく社会生活を送れるようになる悩みです。むしろ、悩んでいる方は、
やさしくて、共感力が高く、感受性が豊かな方がとても多い。社会に出たら、活躍できるポテンシャルを持っている人たちだと感じています。
一人でも多くの方が、
その人の魅力をありのままに発揮して、
楽しく生きていってほしい。そんな思いで、この1年サポートを続けています。
もし気になる方がいらっしゃいましたら、メールにてご連絡ください。
(まずは30分ほど、現状を伺う時間からご案内しています)
